◇内容◇
さまざまな事情で育てられない新生児を匿名で預ける国内初の「赤ちゃんポスト」が10日正午、
熊本市の慈恵病院で運用を始めた。
ポストは人目につきにくい場所にあり、外部から扉を開け、
保温気付きベッドに新生児を入れる仕組み。扉が開くとセンサーが作動して職員に知らせ、
新生児は速やかに保護される。
◇感想◇
このような「ポスト」は設置すべきではないと思う。
記事によると、母親不明の場合は病院は検察や児童相談所に連絡し、
児童相談書は施設や里親に託す。また、母親が名乗り出れば、
病院は行政などと連携し、特別養子縁組などにつなげることになっているらしい。
「お母さんと赤ちゃんの救いにつながる」と蓮田理事長は話しているが、
匿名で赤ちゃんを置き去りにするのは、赤ちゃんの人権を傷つけると思う。
それに、この「ポスト」は問題を根本から解決することにはつながらないはずだ。
お母さんたちは、「赤ちゃんポスト」の利用の前に、
こういった問題に対応してくれる機関に相談するべきだ。
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